戻る nyaw.net

知識ってない方がいいのかも

2026/04/06

知ってるのが楽しいんじゃなくて、知らないことを知るのが楽しい

知識や教養がある方が人生が楽しいというのが本当なら、子供よりも大人の方が人生が楽しいはずだけど、そうでもない気がする。子供の頃って、未熟なゆえに辛いことも多かったけど、楽しいことも多かったよね。知らないことが多い方が楽しいっていう側面もあると思うんだ。

知ってるのが楽しいんじゃなくて、知らないことを知るのが楽しいんだと思う。だから知らないことが多い方が、新しいことを色々知れて楽しい。そうだとすると、年齢を重ねて知識が増えるごとに、新しく知れることが減っていって、人生は楽しくなくなっていくんじゃないかな。

ゲームはレベルを上げることが楽しいのであって、レベルが高いことが楽しいわけではない。レベル1にいるときよりもレベル100にいるときの方が楽しいわけではない。

知識がない人の方が魅力的?

知識がある人って、よくないんだよ。なんか、なんでかわからないけど。知識がない人のほうが魅力的なのかもしれない。
いや、やっぱ知識が豊富なのは良いよ。
いろんな話題の話をしてる人が苦手なのかもしれない。気を散らされるから。

知識の豊富な人に対して、話を聞いていて面白いとは思っても、仲良くなりたいと思わないのは、近寄りがたい感じがするからだけでなく、その人がすでに完成されていて、自分の入り込む余地がないように思われるからかもしれない。人は未完成なものに魅かれる。

知識がないということは、未来の可能性に開かれている。今後、自分がその人にとって大きな位置を占めることができるかもしれない。知識が多い人は、すでに知っていることが多いから、未知のことが少ない。それだけ世界を楽しむ余地が残っていないことになる。

いや、知識があっても、好奇心を絶やさず常に新しいことを学び続けている人は魅力的なのかもしれない。新しいものを見たとき自分のすでに知っていること(固定された知識)に回収せず、驚きをもってそれ自体そのまま受け取ることができれば、いつまでも世界は美しい。

知識がある人がいやなんじゃなくて、忙しい人がいやなのかも。

知識が増えるほど個性が弱まって人類の平均値に近づいていってしまうというつまらなさもあるかもしれない。

関連書籍

本を読むより自分で考えることが大事だとするショーペンハウアー『読書について』

哲学者の思想を読むより自分で哲学することが大事だとする永井均『〈子ども〉のための哲学』

忘れることが大事だとする外山滋比古『思考の整理学』